

社長になるストーリーは出来ていた

−1994年に早稲田大学商学部を卒業されてから、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)、マンションデベロッパー、 仕出し弁当販売業、銀座のクラブ経営と、さまざまな業種を経験されています。
経歴を見ると全然違う業種を歩んできたように見えますが、私のなかでは全てストーリーが成り立っています。 銀行をやめて次、その次と、出来事は全て偶然なのですが、振り返ってみるとロジックで流れているように感じますね。 大学生のときから、いつか社長になりたいと思っていましたし、銀行以外にもたくさん内定をいただいたなかで、一番社長に近づけるものを選びました。
−銀行員がなぜ社長に一番近い職業なのですか。
銀行では世渡りを学びました。
会社の組織や、仕組み、お金の流れを。社長になるためには必要なことでしょ?
そして、もう一つ。社長になるためには衣食住を全て身につけなければならないと思っていましたから、住の不動産、食の弁当屋も経験しました。私の実家が洋服屋さんでしたから、これで衣食住は全てノウハウが分かるんですよ。
−なかでも銀座のクラブ経営は異色のように見えますが。
銀行マンのときに、現金でマンションを買う人がいっぱいいたんですよ。何でこの人はお金をたくさん持っているんだろうと。かたや35年ローンだし。お金持ちと貧乏人との差を知りたかったからです。どういう人がお金を持っているんだろうって。銀座のクラブに来るお客さんは貧乏な人は来ないですよね?お金持ちの友達をいっぱい作ろうと思って。だから私の友達はお金持ちばっかりなんですよ。(笑
社長にいい人材を提供したかった

−2004年に「就職課」を設立し、代表取締役に就任されました。
前職で社長の友達が300人いたからです。300人全部の社長に営業できる商材を提供したかったから。しかも利益率が高くてね。だからそれが人材だったんです。いい人がいればみんな欲しがります。300社全部がお客さんですから。銀座のクラブをやっているときに、ある人と出会って秘書を3年間やらせてもらい、その人が持っている人脈を全て私がもらいました。 人脈のある人と出会ったら、いい人ばかりが周りにいるから効率がいいですよね。すごい人の周りには、やはりすごい人が集まってきます。その輪のなかに入れば、もう何をやっても無敵ですよ。
−「就職課」は学生の就職支援と企業の採用代行をされていますが、そこに目をつけたのはなぜだったのですか。
私は学生が好きだからです。若者は素直で、ガッツがあって、夢があるから。 こういう人達と一緒にいたいんですよ。今ここに集う若者たちは、5年後、10年後にどの会社に就職しても活躍しますからね。好奇心旺盛で、行動力もあって、自分を売り込むのが上手い優秀な若者ばかりですから。今から取り込んでおいたら、5年後には砦ができますよ。みんなあちこちに就職するわけだから、いわばここは学校みたいなものです。
−学生が企画、営業、編集の全てを行う『学生新聞』も発行されています。
もともと『学生新聞』を作っている人がいて、広告が取れなくて困っていたので私が引き取りました。私は広告をとるのが得意だったので、全部引き取り、紙質を上質なものに変え、全面カラーにし、現在は15万部発行、全国850校の大学に配布されています。
−これを全部学生が作っているわけですよね。
すごい学生ばかり集まってくるからミソなんですよ。
常にアンテナを張っていて、モチベーションが高い若者。そして、そんな学生たちがいろんな会社へ就職していく。これからバンバン逸材が世に出て行くわけです。そうすると私は彼らにいつでもアポを入れることができます。驚異的なモデルですよ。






